遥かな空に夢を投げて

あらしさん、かんじゃにえいとさん

「無題」ということ

 

  

 


ARASHI LIVE TOUR 2017-2018

「Untitled」

 に、行ってきた。

 

 

今年はアルバム自体前評判が良かったので楽しみにしていたのだが、想像の何倍もライブは良かった。ただただすごかった。そして感動した。潤くんが座りっぱなしで12時間夜通し考えて作ったセットリスト、櫻葉が居残り補習で覚えたダンス曲、万博か五輪の開会式かのような最新技術を盛り込んだ演出、どれをとってもすごいと最高の言葉しか出てこなかった数々の感動をつらつらと残しておきたかったので自分用に殴り書き留めてみた。構成もまとまりもない。

 

 

 

 

 

 以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレしています※

 

 

 

 






Green Light
モニターのUntitledの文字が消えていき、赤い煌びやかなTHEアイドル衣装でメインモニターに登場した5人は今年もスーパーアイドルをぶちかましていた。かっこいい。いたってシンプルなオープニングで会場をわかす余裕すらあった。

 

I'll be there
メインステージに降りてきたメンバーの後ろのモニターが全て結合し、福岡初日MCでも話題になった2500インチの大画面モニターが現れた。いやいやいやいや、ちょい待てちょい待て。でかすぎる。なんだこれは。メンバーの顔も汗もバクステ側から鮮明に見えるほどの大きさのモニターに、会場中がどよめいた。懸命に湯切りダンスをしながらこれもMJ特許かなあとぼんやり考えた。


風雲ーAttack it!(挨拶)ーHappiness
巨大ムビステでの移動。客席を煽るオラオラ自担のかっこよさに平伏した。生で見るアイドルのかっこよさは何度見ても興奮する。そして久々のあたっくいっと…!さすがプロデューサーMJ〜!すでにツイッター界では初日のセトリが出た時点で沸いていたこの曲、さすがわかってる〜!!



UB
とても楽しみにしていたユニットコーナー。にのあい大好きマンのわたしと相方は終始手を握り合って「あばさんかわいい」「にのみや笑ってる」「えむりむりかわいい」「しんどい」くらいの言葉しか出なくなっていた。

二宮さんが「もともと2人でやりたいことがあった」と言っていたダンス?組体操?コンテンポラリーダンス?何と表現するのが正しいかわからないが、身長差と体格差と手のサイズの差がかわいすぎてしんどい。モニターにうつる二宮さんの手がハンバーグ。そして青のニットにデニム風スキニー(翔さんの私服みたいなやつ)に靴下というジャニーズJr.かと突っ込みたくなるような衣装がこれまたかわいい。曲終わりにStand by meポーズをし、暗転してからも手を振り続ける二宮氏、暗転する前にさっとハケる相葉氏に対して
二「あれまだ電気消えてなかったからね。」
とMCでぶつぶつ文句を言っていたが、次の日にはきっちり暗転してからもしばらく手をふりあっていた。会場にいた45000人が葉担TOPとにのちゃん大好きせっかちおじさんを目の当たりにした。平常運転だ。かわいい。


Come Back

2人でこの曲の演出を考えたという事実だけでオタクにはたまらない。翔潤が嫌いなオタクはいない。万歳三唱。人間国宝。ただでさえお顔がアイドルな2人のヒップでホップなバンビズのラップとダンスでかっちりまとめてきたのが素晴らしかった。

 

夜の影(大野さん振付曲)
サビ前二宮さんのwanna make you mine(ウィスパー)が妖艶すぎて全オタクの女性ホルモンがドーム中に放たれた気がした。まるで3人がアングラで踊っているかのようなJr.のガヤやスマホで撮影する動画がリアルタイムでモニターに映し出されるという演出がかっこよかった。これもプロデューサーMJが考えたのか…天才か…
大野さんは「2人(末ズ)は振り覚えも早かったし綺麗に揃うからすごい」とベタ褒め。3人のフォーメ作りは5人の時より考えやすいとのこと。大野さんを真ん中の軸に、柔らかい振りが得意な2人でフォーメを組んで踊る姿は5人の時にはない空気感があり、圧巻だった。まさにこの3人だからこそできたユニット曲。

 

バズりNIGHT
ライン画面での翔さんのアキバ系オタクモノマネがうまくて、この人こういうところすごく器用なんだよなあ…と再確認した。「スタッフからお兄さん組は大人の色気でいきましょうって言われたんだけど、大二松組のがセクシーでかっこいいからワイワイやろうってなった(MC)」とのこと。櫻井画伯の伝説のトトロとパルプンテも深夜時代オタにはたまらなかった。


つなぐ
曲前に大野さんが1人現れ、映像とリンクしたダンスを踊ったのだが、これがまた抜群にかっこよかった。トレンチコートのような形をしたブルーの衣装が和の曲調に合っていて、一曲で脱いだのがもったいなさすぎた。ぜひ来年のカウコンあたりで着てほしいぞ。ねえフジテレビさん。

 


抱擁〜お気に召すまま
お気に召すままの振り付けがポップでハピネスでみんなニコニコしててかわいいなぁ〜ってふにゃふにゃしてしまった。5人縦一に並んで行進したり、わちゃわちゃしながら踊る嵐さんを観ていると湧き出すように笑顔になれる。

 


GUTS!

大サビラスト振り変更ボーリングの真似→5人でハイタッチ

 

Doors ~勇気の軌跡~

にのみやさんの入り最高だった。初日に喉の調子が悪そうだったが、良くなったようで安心。

 

-MC-

 

 

Sugar
センステの周りを360度囲って設置された数台の定点カメラ(メンバーの足元あたり)。2番に入った瞬間、360度に設置されたカメラがスイッチングして映し出される嵐さん。かわるがわるスイッチングしていくカメラ全てを指差していくMJとサビ前give me one more kissを目の前にあるカメラに至近距離で妖艶に呟く翔さんに軽率に堕ちた。今年気づいたがわたしはこの2人の低音ボイス弱いようだ。危うく翔潤沼に落ちかけた。


NOW or NEVER


Pray〜光
光は嵐さんらしいポジティブな歌詞とブラスの演奏が元々好きだったが、ライブで聞いてさらに大好きになった。メインモニター全体に表示された教会のようなステンドグラス、ゴスペル風の衣装に身を包んだJr.たちがまさにミュージカル。ささやかでも幸せは目の前に確かにあった。

 

君のために僕がいる
PIKA★★NCHI DOUBLE
ハダシの未来
Believe
Monster
A・RA・SHI

久しぶりのナンバーから定番曲までのこのゾーン、潤くんこの辺りも悩みに悩みぬいたんだろうなあというのが伝わってくるようだった。そしてデビュー曲のラップをファンに歌わせる櫻井さん。ラップ歌わされるて知ってたらカラオケでもっと練習してきたよ〜言ってよ〜〜〜

 

Song for you(挨拶あり)

大野さん→にのあい→翔潤という順でステージに登場し、ラスト大サビ、デビュー時からのオフショットがモニターに現れる。同じ景色を、同じ未来をこれからも見て最高のFinaleを迎えていこうという決意にも満ちた歌詞。嵐さんは何年経っても変わらずいつも5人で笑っていて、彼ららしくいつもありがとうと真っ直ぐに伝えてくれる。ずっと一番で居続けることはとてもすごいことだし、永遠にそこにはいられない、色々なプレッシャーもあると思う。だが彼らは1番になって必ず戻るからと毎年約束し、毎年会いに来てくれる。上り坂も下り坂も一番上からの景色もきっとずっと一緒に見させてくれるんだろうなと思った。

大好きなクドカン脚本の監獄のお姫さまというドラマで「勝手に好きになって、勝手に飽きやがって」というセリフがあったのだが、一度嵐さんから離れようとした時期の自分のことを思い出して重ねた。そのセリフが沁みたばかりのわたしはこの曲を歌う嵐さんを見ていると涙が止まらなかった。this songで翔さんマイクを指差し、for youで客席を指さしたときに涙腺が完全に崩壊した。翔さんのそういうのにわたしは弱い。歳かもしれない。

 


「未完」

これからの5人の決意のような圧巻の曲だった。まだ未完成で終わらない彼らの旅路を支えていきたい、同じ景色をこれからも見させてほしい。純粋にそう思うとてもいいラストだった。song for youで泣いているファンが多かったが、最後はビシッと決めてくれるのがこの人たちだと思った。

 

周年ではないこの年のライブで、アルバムでこの最後の2曲を持ってくることには大きな意味と嵐さんの想いが詰まっていたように思う。

 

 

-encore-
ワイルド アット ハート
サクラ咲ケ

彼方へ

 

カンパイ・ソング
「じゃあビールの人~?」
これを聞く相葉さんほんとに楽しそうで、聞いておいて一番に自分が手あげててかわいかった…学生時代のサークルのOBで今は超大手広告代理店の営業のエース相葉先輩(34)に恋する設定の夢小説だった。

 

次があるならまあいっか!

 

「次があるなら」というパワーワード。嵐さんのライブの魅力がまさにこの一言に詰まっている気がした。こちとら毎年死に物狂いでチケットとってんだよ?!ということを危うく忘れて来年もまた来させてください〜〜と年貢を納める従順なオタクになるしかなかった。

 

 

 

長々と書いたが、嵐の現場は何度入っても、どこに入ってもとにかく幸せになれる。日頃の嫌なこと、つらいこと、しんどいこと、色んなこととりあえず忘れて騒ごう。いまこの時間を楽しもう。俺らはまた一番になってここに戻ってくるからそれまでお互い頑張ろう、と揃いも揃ってかっこいい人たちが、ライブの終盤でこのようなエモい歌詞を、ポップでキャッチーでセンセーショナルなメロディーで歌ってくれるのだ。そして自分たちがここにいられるのはみんなのおかげだ、と伝えてくれる。謙虚で真面目なこの人たちが本当に大好きだと再確認する。

 

福岡初日のラストのハケ際、翔さんが言った「俺たちも頑張る。みんなも頑張って。」の言葉が翔さんらしくないというか少し意外で、だけどなんだかすごく嬉しくて、これを胸にまた頑張ろうと思った。(総じて福岡の翔さんは終始ご機嫌だった) 

 

 

 は〜〜本当に幸せで大満足のライブであった。今までもこれからも嵐さんありがとう!

 

二宮さん紅白がんばってね!

自担の晴れ舞台を応援しております!